フランスは映画料金が安い。
しかも学割だともっと安い。
さすがは映画の生まれた国。
映画館の数も日本より多いように感じます。
ちなみに学割が効くのは25歳までらしいので26歳の僕はギリギリアウトなのですが、
店員さんが基本的にアバウトなので、いつも学生料金で映画が観れます。
で、今回観た映画がコレ。
映画「Möbius(モビウス)」 |
「Möbius(モビウス)」っていう、僕が大好きなJean Dujardin(ジャン・デュジャルダン)主演の映画。
ジャン・デュジャルダンは昨年、「アーティスト」でアカデミー主演男優賞を獲ったので、
日本でもご存知の方は多いのではないでしょうか。
この映画はスパイものなんですが、スパイとかってこう毅然としていてクールな感じでしょ。
スパイとかカッコええなぁと思いながら見てたんですけど、
僕、いつも映画観る時に主人公に感情移入しちゃうというか入り込んじゃうんでね、
この映画を観終わってからもしばらく、自分がスパイになったような気でいました。
一人スパイごっこしてる感じ。
背筋もいつもより気持ちピンとして、なんかよくわからん自信が湧いてきてね。
で、帰りに駅で電車を待っている時に、横にごっつい黒人が2人座ってきたんですね。
絡まれたら面倒くさいなとは思いつつ、でもスパイ気分抜けてないんで、
イヤホンで音楽聴いてるフリして会話を聞いてたんです。
そのうちの一人は、その直前に自販機の裏で小便してたので、
「お前、絶対その手で俺に触れるなよ!」と思いながら、
そして「二度とフランスの自販機ではジュースとか買わない!」と誓いながら。
そしたらそこに酔っぱらったホームレスのおじさんがやって来て、横の黒人に絡み始めた。
「タバコ一本くれねぇか」「持ってねぇよ。失せろよジジイ」「誰がジジイやねん」的な。
で、酔っ払いとのやりとりが面倒臭くなった黒人2人は、
「待ってろ、すぐ戻るから。その間こいつとしゃべっててくれ!」と言って席を発ちました。
そう、「こいつ=僕」です。
おい!なんでやねん!
「後は任せたぜ」と言わんばかりに、僕に向かってウインクを残してズラかる黒人。
そして、案の定、酔っ払いは僕にしゃべりかけてきました。
呂律が回っていないので何を言ってるのかわからない。
「(音楽聴いてるから)聞こえない」って相手にしなかったんですが、
「お前、中国人か」と言われた時にちょうど電車が来たので、
「(音楽聴いてるから)聞こえない」って相手にしなかったんですが、
「お前、中国人か」と言われた時にちょうど電車が来たので、
「中国人ちゃうわ」とだけ言い残してその場を離れました。
んで、電車に乗ったらさっきの黒人がいて女の子をナンパしていました。
あの汚い手で…。
何の話やねんまったく。
どうも山田です。
ちょっくらご無沙汰してしまいました。
さて先日、パリで懐かしの方と再会しました。
学生時代にお世話になった湟野先生です。
僕が学生の頃と変わらず、今も京都産業大学でフランス語を教えていらっしゃいます。
湟野先生は毎年、学生たちとフランスを周遊する研修旅行を企画されているんですが、
今回もその研修旅行で来られているとのことで、
一行がパリに到着した日の夜に、シャンゼリゼ通りのレストランで湟野先生と
旅行に参加している学生たち数人とディナーをご一緒させていただきました。
旅行に参加しているのは1、2回生が中心ということで、僕も卒業してから2年になるので、
知ってる顔こそありませんでしたが、一応みんな僕の後輩と言うことなので、
今ここでどんな仕事をしているのかや、フランスでの生活について少しお話させてもらいました。
僕自身、学生時代にはこの研修旅行に2度参加させてもらったのですが、
本当に楽しい旅で、今でも仲間が集まれば当時の研修旅行の思い出話に花が咲きます。
ですから今まさに旅の楽しさ、フランスの魅力を感じ取っている最中であろう後輩たちと、
ここで出会えたのは僕も嬉しかったし、いい刺激になりました。
最後に、学生たちが旅行で使っていて要らなくなったものなどを色々といただきました。
カイロ、ファブリーズ、シャンプー、歯磨き粉、シャツ、靴、紅茶、スープ、緑茶、チーズ、
糸ようじ、割り箸、紙皿、アロエクリームなどなど。
そして一番おもしろかったのがこれ。
ワンピース!(笑)
そういう趣味はないんですけどね。
せっかくなんで有り難く着させていただきます。
でも、外で着たら、やっぱり、ちょっと、あれなんで、パジャマにしますね。
あ、いつかスパイになったら変装用に使えるかもね。
日仏交流コーディネーター
山田 剛士
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