またサッカーです(笑)
「サッカーの聖地」と呼ばれるウェンブリースタジアムへ行きました。
欧州ではバルセロナのカンプノウに次いで2番目に大きい9万人収容のスタジアムです。
イングランド代表の本拠地であり、サッカーだけでなくコンサートなどにも使用されるそうです。
日本で言う国立競技場、フランスで言うスタッド・ド・フランスかな。
今年のチャンピオンズリーグ決勝もここで行われます。
この日は試合があるわけではなかったのですが、
普段は関係者しか入れないスタジアムの裏側を回るスタジアムツアーに参加しました。
まずはロッカールーム。
写真は将来が楽しみなチビっ子です。
全く笑顔がないところから察するに、試合前の選手になりきっているようです。集中してます。
続いてピッチへ。
芝生の中までは入れませんでしたが、「聖地」の雰囲気を感じることが出来ました。
9万人の観客の歓声に包まれながら入場していく選手たちを想像します。
国、もしくはクラブの名誉、9万人の観衆の期待、負けられない重圧、
素晴らしいピッチに立てる喜び、色んなものを背負ってここに立つのでしょう。
ピッチではグリーンキーパーの方たちが作業をしていました。
実は僕、神戸ウイングスタジアム(ホームズスタジアム神戸)で6年間、
グリーンキーパーのアルバイトをしていたんです。
ウイングのみなさん、ウェンブリーでもジョンディーを使ってましたよ!!
続いて観客席に。
ピッチで戦う選ばれし精鋭たちの一挙手一投足をただ一心に見つめる観客をを想像します。
週末のフットボールだけを楽しみに毎日毎日汗水たらして働くおじさんが握りしめるのは、
やっとの思いで手に入れた2枚のチケットと、
将来自分もこのピッチに立つんだと大きな夢を描く息子の小さな手。
ピッチの上で繰り広げられるスペクタクルだけでなく、観客席の一人一人にドラマがある。
やっぱサッカーっていいもんだなと感じました。
あ、ここでも発見「極度乾燥」。
最後は記者会見場。
監督になったような気分。記者から質問が飛びます。
記者「いよいよロンドンでの旅も終わりに近づきましたね」
監督「そうですね。本当にあっという間でした。」
記者「ロンドンの街はいかがでしたか?」
監督「街並みが綺麗で、清潔でしたね。それから人も親切でした。フランスとはまた違った雰囲気でしたね。」
記者「ロンドンとパリの違いを分析すると?」
監督「ロンドンもパリも多国籍の人種が共存している街ですが、ロンドンにはインド系の人が多く、パリと比べるとアラブ系、黒人の割合が少ないように見えましたね。」
記者「エリザベス女王については?」
監督「硬貨と紙幣の裏にいっぱいいてはりました。愛されてるんでしょうね。イギリス王室が国民に与えている影響というのは大きいものがあると思いますね。王を排除したフランスとの違いや、あるいは皇室を持つ日本との共通点なんかもありそうです。」
記者「飛行機の時間は大丈夫ですか?」
監督「実はつい最近、リールで電車を乗り逃してしまって。今回はちゃんと確認しましたよ。」
記者「じゃあ今回は大きなサプライズはないということですか。」
監督「用意はしていませんが、サプライズはいつ起こるかわからないからサプライズなんです。」
記者「よくわかりませんが。お気をつけて。」
監督「ありがトーマス。」
さて、ロンドン旅行もこれで終わり。
そういえば僕、英語が全然話せないんですけどなんとかなりました。
言葉でのトラブルは全くありませんでした(強いて言えば石鹸買わされたぐらい)。
大事なのは、間違いのない文法ではなく、訛りのない発音でもなく、豊富な語彙でもなく、
伝えようという気持ちです。言葉ってそういうものだと思います。
飛行機で帰途につき、パリに戻ると、なんだか故郷に帰ったような落ち着きがありました。
次はどこへ行こうか。
日仏交流コーディネーター
山田 剛士
めっちゃ羨ましい!!!!
返信削除亮輔くん 世のサッカー馬鹿が嫉妬するようなことばかりしてきました!!
返信削除はじめまして。
返信削除田中と申します。
万博記念競技場で芝生を管理しています。
ウェンブリーのキーパーさんと話したいですね(笑)
もしよければFacebookを見てください。
http://m.facebook.com/home.php?__user=0
まさか万博のキーパーさんからコメントを頂けるなんて!!
返信削除ありがとうございます!!
ウェンブリーのキーパーはすごいよそ見しながら機械のってましたよ!!笑
Facebookのページ見れませんでした…。