2012年11月2日金曜日

サムライ

「日本にはまだサムライがいるのか?」と聞かれたので、

「僕の名前は剛士、『強い侍』の意味なんだ!!」と言っておきました。

「じゃあ君がラストサムライか!!」

「ははは」

誰が渡辺兼やねん。


毎度、山田です。

そういえば、アホなことばっかり書いて、僕の仕事について全然書いてませんでした。

というわけで、今日は僕の仕事のひとつである、

「フランスの大学で日本についての講義をすること」について、

先日、第一回目の講義があったので紹介したいと思います。


講義をするのはマルヌ・ラ・ヴァレ大学という総合大学で、

この講義は学生はもとより一般の方でも誰でも受けることができます。

ただ、受けたからといって単位をもらえるわけではありません。

つまり、僕の講義次第で、減りもするし増えもするわけです。

ただ、初回の講義には80人もの学生が集まってくれました!!






「日本を発見しよう!!―日本と日本人の特徴―」と題した第一回目の講義。

初回ということで、まずは「自己紹介」と、「日本とはどんな国なのか」をおおまかに紹介しました。





フランス対日本の試合も紹介しました。

日本がフランスに勝っちゃったので、若干のブーイングを浴びました。


用意していたシナリオのデータを講義の直前に消してしまう。

マイクの音が出ず、大きな声で話さなければいけない。

僕が自己紹介で話そうと思っていた経歴を、大学側の担当者が全部言ってしまう。

などなど、相変わらずトラブル続きでしたが、なんとか無事に終わりました。

大学側も「初回にしては上出来!!」「ユーモアもあって素晴らしかった!!」などなど、称賛を浴びせてくれました。

この人たちは僕が「褒めれば伸びるタイプ」だと知っているのかな?

次回以降は、毎回ひとつのテーマに沿って「日本」を紹介していく予定です。

この講義を通して、一人でも多くのフランス人に「日本の魅力」「本当の日本」について知ってもらいたいと思います。


フランス人はもちろん、世界中の人々は自分の国に誇りを持っています。

しかし、昨今、日本人はその誇りを失いかけているように思います。

東日本大震災での被災者の冷静な行動を最初に報じたのは海外メディアでした。

世界が日本人を絶賛しました。

それを知った日本のメディアが「海外では日本をこう評している」と報じ、

それを見た我々は「素晴らしい」と思い、日本人であることを誇ったはずです。

つまり、日本人がその誇りを取り戻すためには、世界から評価される必要があるのではないか。

そのために、海外で日本のことを伝えることは大きな意味のあることだと思っています。

この講義が「日本人が『誇り』を取り戻す」ための一助となることを信じています。



日仏交流コーディネーター
山田 剛士

4 件のコメント:

  1. 素晴らしい仕事をしていますね。
    私は鎖国しっぱなしの人間ですが山田くんのように世界に羽ばたく日本人を見ると嬉しくなります。
    それも小さな「誇り」かと・・・他力本願みたい?w

    結構更新を楽しみにしている私です
    どんどん日本の魅力を伝え続けてもらって、
    いろんな出来事UPして下さいね

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  2. かつしまゆめ2012年11月2日 12:38

    おぉすごい!超満員やん!!たけちゃんちゃんと仕事してたんやなぁー!

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  3. あやこさん
    ありがとうございます!!
    日本の魅力を伝えると同時に、自分自身もいろんなことを吸収していきたいです。
    このブログを楽しみにしてくれている人がいるというのは、本当に嬉しいことです!!これからも頑張ります!!

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  4. 夢ちゃん
    ちゃんと毎日仕事してるよ!!笑
    もっともっと教室に人が入れんくなるぐらいまで頑張る!!

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