どうも山田です。
先週まで「今年の冬は暖かい」なんて声があちらこちらから聞こえておりまして、
「なあんや、パリの寒さなんて大したことあらへんな」なんて高を括っていましたが、
一転して今週から雪、雪、雪と、パリの寒さは本気を出してきました。
パリでもこれだけ雪が降ることは珍しいそうです。
というわけで、ちょっと雪のパリを見てみるかってなことで散策に行って参りました。
街には誰が作ったかあちこちに雪だるまが…。
セーヌ川のほとりでピースサインに応じる雪だるま氏 |
ルーブル美術館で来場者を迎える雪だるま三兄弟 |
ちなみに、雪だるまはフランス語でbonhomme de neige(ボノンム ドゥ ネージュ)と言います。
直訳すると「雪の兄ちゃん」ってな感じでしょうか。
この場合の「兄ちゃん」はいわゆる「兄」ではなくて、
大阪のおばちゃんがよく使う方の「兄ちゃん」ね。
雪で白く染まったシャンゼリゼ通り |
パリの雪化粧を高みから見下ろすエッフェルとカモメ |
パリの景色は綺麗やし、街並みは美しいのですが、
正直なところ何度も見過ぎてちょっと新鮮味がなくなってきていた今日この頃。
そんなところにこの雪化粧ですよ。
改めてパリの綺麗さ、美しさを感じることが出来ました。
いやぁ惚れ直しましたよ。
いつもすっぴんな女性がたまに化粧をするようですね。
そんなことを考えながら道を歩いていると、
いきなり雪の玉が飛んできて、僕の頭に見事なまでに直撃しました。
「蛇の足より人の足見よ」ってことですね。
※役に立たないことを考えるよりも、身近なことについて考える方が大切だということ。
頭に雪砲弾を受け震える山田 |
犯人はこの男!!
カーズのキャラクター(?)と記念撮影するギヨーム |
友達のギヨームです。イェーイちゃうねん。
その大きな手で作られた雪玉で僕に宣戦布告してきたわけですが、
反撃を期した僕の投げた雪玉は空中分解してしまい、さらに大きな雪玉を頂戴してしまいました。
「藪をつついて蛇を出す」とはまさにこのことです。
※余計なことをして、かえって悪い結果をまねくこと。
まぁ「蛇が蚊を呑んだような」顔をしておきましたけどね。
※少しも感じないで、けろりとしているさま。
さて、ギヨームについて少し紹介を。
僕は兵庫県とセーヌ・エ・マルヌ県の人物交流としてこちらに派遣されているわけですが、
逆にセーヌ・エ・マルヌ県からも研修生が兵庫県に派遣されています。
ギヨームは昨年、その研修生として派遣され、
日本の企業で3ヶ月間インターンシップをしていたのです。
彼の日本滞在中、兵庫県国際交流協会でフランス派遣前の研修中だった僕が、
色々と彼のお世話をさせていただいていました。
実際は、「お世話」やなんて上から目線で言えるようなことは何にもしておりませんで、
ただ単に気が合ったから仕事以外でも一緒に遊んだりしてただけなんですけど。
ギヨームは日本での日々を非常に懐かしく思ってくれて、またいつか日本に行きたいと、
日本に対する興味をより一層深めてくれています。
そんな様子を見ると、僕も彼の日本での生活に関わった一人として、本当に嬉しく思うのです。
今後もこのブログに度々登場してくれるかと思います。
遠近法により小さく見える山田(左)と、逆に大きく見えるギヨーム(右) |
さて、このパリの雪はしばらく続くようで、寒さが苦手な僕は「蛇に睨まれた蛙」状態です。
※非常に恐ろしいもの、苦手なものの前で、身がすぐんでしまい動けなくなるようす。
「蛇が出そうで蚊も出ぬ」ことを願っています。
※何か大きなことが起こりそうだが、実際はこれといって何も起きないこと。
今年は蛇年ということで、蛇のことわざを強引にねじ込んでみました。
書いてる僕も意味がよくわかっておりません。
今年は「常山の蛇勢」というべき文章で、このブログを皆様にお楽しみいただきたく思います。
※文章などの構成が一貫しており、破綻がないこと。
日仏交流コーディネーター
山田 剛士
もうとっくに感ですけど。。2013年突入しましたね。
返信削除パリは雪が凄いですね!!関西は全然で、家の車のスタット
レスは今の所全く活用されていません。。。
雪好きなので羨ましいです☆寒いと思いますけど。。
楽しいな友達がいて、充実してますね☆
次のブログも楽しみにしています☆
たばたさん。今日になってやっと道の上の雪が解けてきて滑らず歩けるようになりました。それでも明日の予想最高気温は-1℃。寒いのは嫌ですけど、雪はいつもの景色を真っ白に変えるからいいですね。絵になります。
返信削除ブログ楽しみにしていただいてるみたいでほんま嬉しいです!!