2013年7月6日土曜日

風強し、華の都で、珍道中。

いきなりですが問題です。

これは誰でしょう?


正解は…

右から、母(たまき)、妹(まさこ)、妹の友達(かなこちゃん)です。

3人でパリに遊びに来てくれました。

っていうかもう2か月前の5月の話なんですが。

ちょうど5月の復活祭のバカンス時期に来てくれたので、僕も休みを取りやすく、

10日間、ご一行の案内をさせていただきました。

10日間の滞在で、エッフェル塔、凱旋門、シャンゼリゼ通り、モンマルトル、ノートルダム寺院、

ルーブル美術館、オルセー美術館、オランジュリー美術館、リュクサンブール公園、

ブローニュの森、ヴェルサイユ宮殿、モンサンミシェル…

もう行くとこがないほどパリを連れまわした結果、さすがのおかんもこうなりました(笑)


妹は一度フランスに来たことがあったのですが、おかんはこれが初の海外。

普段からテンション高め血圧高めなのに、今回はいつも以上にテンションが高かったおかん。

今回の滞在中のおかんの言動で一番驚いたのは、

ある風が強い日に、いきなり…

「風が強い。風が強し。風がツヨシ君!!あ~風がツヨシ君だわ。」と言い出したことです。

それに対して、もはや誰もツッコむ術を知りませんでした。

最近のイチオシらしく、10日間で3回はこれ言うてました。

相変わらずうちのおかんは最強だなと思いました。

忙しない日本の日々を離れ、のんびりとしたフランスで新鮮な日々を送っていましたが、

ある日、事件はいきなり起こりました。

とある広場のイスに座って、のんびりとパリの雰囲気を味わっていた時です。

いきなり12歳前後の子供たち7、8人がやって来て僕らを囲みました。

そして、英語で「署名をください」と言ってたかるのです。

これは、パリではよくある悪ガキどもの署名活動を装ったひったくり手段で、

署名をすると、今度は募金をしてくれと言う。

もちろんこの募金のお金は彼らの懐に入るのですが、

彼らの本当の目的は、署名でも募金でもなく、

気をそらせておいてカバンやポケットから金品をひったくることなのです。

もちろん僕はそれを知っていたので、立ち上がってあっちへ行けと怒鳴りました。

悪ガキを追い払った2、3分後、いきなり妹が立ち上がってこう言いました。

「iPhoneがない!!」

よくよく聞くと、あの悪ガキどもが来るまでは手に持っていたらしく、

おそらく、急に大勢の子供が来て話しかけてきたので、そっちに気をとられてしまい、

手からスルッと奪われたか、イスに置いたところを盗られたようです。

あちこち探し回りましたが…


もちろんこんなところにはない。

iPhoneを盗られた怒りに身を任せ、そして今度こそは悪ガキに勝てるようにと、

妹はボクシングの練習を始めました。


僕は、今後一切、妹には盾突けないことを悟りました。

ちなみに彼女を調教しているのは、アレックス。

僕が10年前にフランスでサッカーをしていた時のチームスタッフで、

それ以来僕を家族のように扱ってくれているフィリップ&ファビエンヌ夫妻の次男坊。

アレックスはつまりフランスでの僕の弟のような存在です。

今回は、おかんと妹を、フランスの僕の家族にも会わせる事が出来ました。


フランスのお母さんであるファビエンヌと本物のおかんの対面。

母が2人いるような変な感覚でしたが、

二人が抱き合い涙した場面では、僕も少しうるっとしてしまいました。


この写真、おかんがもはやダチョウ倶楽部のように見えてきました。

今回はその他にも、10年前に僕が初めてフランスの地を踏んで以来、ずっとお世話になっている

カズ兄さんご夫妻にもお時間を頂いてお茶をさせていただきました。


ちょっと高級感のある静かなカフェだったせいか、おかんはいつもより大人しめでした。

代わりに、カズ兄さんご夫妻のお嬢様が後ろで暴れておられました(笑)

今回のおかんご一行の滞在は、フランスの家族とフランスの兄さんなしでは実現できませんでした。

僕は、本当に周りの色んな人に助けられ、愛され、生かされてきました。

そんな僕の愛する方々と、僕を大きな愛で育ててくれたおかんを会わせることができたのは、

本当に幸せの一言に尽きます。

今回の滞在で、今まで散々世話や苦労ばかりかけてきたおかんに、

親孝行とまでは言えませんが、少しばかりは恩返しができたのかなと思います。

最後にとっておきのこの一枚。


豚に真珠。おかんにエスカルゴ。


日仏交流コーディネーター
山田 剛士

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