2012年10月14日日曜日

ニッポンのイッポン

金曜日、パリ郊外のサンドニにあるスタッド・ド・フランスで、サッカーフランス代表対日本代表の試合がありました。

もちろん、三度の飯よりサッカー好きな僕が行かないわけがありません。

ってなことで、ニース時代からの親友で現在はパリにいるアレックスを連れて行ってきました。




なんと、アレックスは初のサッカー観戦。

フランスはイタリアやイングランド、ドイツ、スペインなどの近隣国と比べればサッカーに対する人気はそこまで高くありません。

特に最近では、フランス代表選手の素行が問題視されていて、サッカーは好きでもフランス代表は…という人も少なくない。

それでも約6万人の観衆がスタジアムに集まりました。




試合は、フランスが攻め日本が守るという展開ながらも、0-0で迎えた試合終了間際に香川真司が決勝点を決めて、なんと日本代表が勝利!!


 


まさにフランスの「個」と日本の「組織」がぶつかり合う試合だったように思います。

フランスでは「自分がどうしたいのかを自分で考える」ことが重視され、

逆に日本では「集団の中でどう上手くやっていくか」ということが重視される。

サッカーというスポーツが面白いのは、それぞれの国民性が顕著に見られることだと思います。



翌日のレキップ紙(フランスのスポーツ新聞)には、「日本の一本勝ち」という見出しが一面に踊りました。




終始劣勢にまわりながらも、耐えて耐えて一瞬の隙をついて決勝点を奪った日本の勝利はまさに一本勝ち。

非常に的を得た表現に思います。

もっとも、内容的には一喜一憂できない部分もありますが、勝ちは勝ち。

試合の日に、上司のエロディに「今日は日本が勝つ!」と言うと馬鹿にされたので、月曜日に彼女がどんな顔をして来るのか楽しみです。



2 件のコメント:

  1. 山田氏なかなかうまいこと書くやん!読みやすいしワラ

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  2. 暇やからずっとブログに何書こうか考えてんねん笑

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